遺言書
遺言者山田太郎は、次のように遺言する。
1.遺言者は、紛争・災害・病気などで苦しむ人を救うのに役立てるため
次の財産を日本赤十字社に遺贈する。○○銀行 ○○支店 普通口座1234567 の預金全額
2.第1項以外の財産は次のように相続分をしていする。妻花子 6分の3
長男一郎 6分の1
次男二郎 6分の1
長女幸子 6分の1
平成○○年○月○日
遺言者 山田太郎 ㊞
解説:
相続財産の一部を寄付する場合の遺言書の文例です。
「寄付」でも分かりますが、「遺贈」とした方が良いでしょう。
寄付する相手を特定できるように書き、寄付する動機も書いておいた方が良いでしょう。
また、寄付が相続人の遺留分を侵害する場合は、遺留分減殺請求権の対象となりますので注意してください。